デジタル簡易無線の上空チャンネルの高さについて通信局に聞いてみた
上空チャンネルとは
現在私の会社で無線局登録を受けているデジタル簡易無線では
30波(5W)が全国の陸上及び日本周辺海域
5波(1W)が全国の陸上及び日本周辺海域並びにそれらの上空
となっていて、上空で使う場合はこの5波しか使うことができません。
なぜ上空は出力が制限されているのか?
これは少し考えたらわかることで、見通しがいいところ(電波が飛びやすいところ)で高出力を出すと他の無線局に影響がでる恐れがあるからですね。
私もビルの屋上や、高所作業車等高いところでの仕事が多いため、引っかかるかもしれません。じゃあその高さというか基準はあるのでしょうか?
自分で調べてみましたがよくわかりませんでした。
近畿総合通信局に聞いてみた
近畿総合通信局陸上第三課デジタル簡易無線担当の方に聞いてみました。
私「(上記の理由で)陸上と上空の定義とか基準などを知りたいのですが」
担「足が床や建物につくような状態でしたら陸上と考えていただいて構いません」
担「飛行機のような完全に体が浮いているような状態は上空ということです」
私「では例えばあべのハルカスの屋上(地上300m)で使うとか、ビルの屋上で直接足が地面につかないが、高所作業車や脚立、ロープなどでさらに上がっている場合でも陸上という解釈でいいのでしょうか?」
担「陸上という解釈で構わないと思います。」
まとめ
飛行機やハングライダー、パラグライダー、パラシュートなど本当に浮いている状態でない限りは陸上でイケる。
5波は出力に制限はあるが、陸上でも使うことができるので、チャンネル数的なことを考えたら上空ch搭載機を買うのもアリかのかな?
ご注意
むやみやたらと上空で強い電波を発射したいという意図は全くありません。必要最小限の出力で運用を心がけます(バッテリーのモチにも関わりますし)